2016年11月2日水曜日

「栃の王国」製材見学会。開催のお知らせ。

先日「栃の王国」にて新月伐採しました、樹齢170年のトチノキを製材して板材にします。

風雪に耐えたトチノキがどんな表情を持っているのか、とても気になるところです。

ぜひとも、皆さまにも見ていただきたいと思います。


◆ 製材見学会&頒布会


日時:2016/11/19(土) 9:00から15:00まで(自由に出入りできます)

場所:堀木材 (福島県河沼郡会津坂下町字上口473−1)TEL:0242-83-2670
※集合は、森のしごと舎ではなく堀木材さんです。

参加費は無料です。




2016年11月1日火曜日

「栃の王国」伐採見学会。無事終了

「栃の王国」のメインイベントの伐採見学会を開催しました。
雨模様で、肌寒い中14名の方が参加してくださいました。

開催前に福島テレビにて宣伝してくださった効果もありました。ありがとうございます。


まずは、参加者全員で記念撮影。
皆さん、カッパにヘルメット。さて、誰が木を伐るのでしょうか?


伐倒木へお清め、安全第一です。


後方にある、トチノキを伐るために支障となる木を伐り倒します。
ここでは若手の出番です。写真に写る4人は20代~30代の木こりです。


こちらは水目(ミズメ)の木です。
カバ類の樹木で、樹皮はハッカの香りがするのが特徴です。



こちらが今回のトチノキです。樹齢170年の巨木です。

まずは、トチノキに登り上の枝から落としていきます。
樹高25m以上です。地上からですと見上げるのがつらい高さです。

枝を落とし、一本立ちになりました。
これでも、15m以上まだ残っています。

さらに、中段で伐ります。材料を考え節の部分で伐ります。

もう一度、中段伐りです。
根元を倒したときの衝撃で材を傷めないために、刻んでいきます。


午前の部は終わり、昼食です。
お汁が配られ、冷えた体を温めてくれました。


最後に残った根元の部分を伐ります。
なるべく根元から切ることによって、材料としての価値を高めます。

無事に切り倒せました。

ユニックを使って丸太を引き上げる作業もお見せすることができました。
搬出作業も、難しい仕事です。


立派なトチノキ搬出されました。


今回、搬出されたトチノキは製材会にて材料にします。どんな表情になるのか楽しみです。

○製材・頒布会の詳細
日時:2016/11/19(土) 9:00から15:00まで(自由に出入りできます)
場所:堀木材 (福島県河沼郡会津坂下町字上口473−1)TEL:0242-83-2670
参加費:無料

※集合は、森のしごと舎ではなく堀木材さんです。